ここ数年で、男性でもスキンケアを行っているという方がとても増えてきました。
そこで気になるのが、『自分の肌質にあったスキンケアができているか』ということです。
もしかしたら自分の肌質がよくわからず、なんとなくスキンケアをしているという方もいらっしゃるかもしれません。
自分の肌質にあっていないスキンケアは肌を綺麗にするどころか、逆効果になる場合もあります。
そこで今回は、自分の肌質がわからないメンズ向けに
- 肌質の特徴
- 各肌質に適したお手入れ方法
この2つを中心にまとめていきたいと思います。
自分の肌質がいまいちわからないと言うメンズは、是非参考にしてみてください
肌質は6種類も存在する!?
人の肌の構造は基本的にみんな同じです。しかし、その機能は遺伝や生活習慣、環境により異なるため肌質は人それぞれ。
年齢や生活習慣、環境、ホルモンの働きなどにより常に変化しているので、一定の健康な状態を保つためにも、肌質の判断と正しいスキンケアが欠かせません。
ここからは6つの肌質の特徴についてまとめていきます。
- 普通肌
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 混合肌
- 敏感肌
- 老化肌
理想的な状態の普通肌!
普通肌は水分と皮脂のバランスが良く、角質層が健康な状態の肌を指します。肌トラブルは起こりにくい肌質と言えます。
油断は禁物!普通肌のお手入れ方法
肌荒れは起こしにくい普通肌ですが、油断は禁物です。
洗顔、保湿を十分に行い、肌の水分や栄養分が不足しないように、化粧水や美容液で補うようにしましょう。
- 洗顔 → 汚れを落とす
- 化粧水 → 水分補給
- クリーム or 乳液 → 水分の蒸発を防ぐ
お手入れは基本的なスキンケアを行えば十分です!
肌の水分量が少ない乾燥肌!
皮脂腺の働きが低下し、皮脂の分泌が少なく角質層の水分が不足している肌質のことを言います。
乾燥肌の特徴
- 皮膚表面の角片が剥がれやすくなり粉をふいたことがある
- 洗顔後に肌がつっぱる
- 肌が乾燥し湿疹やかぶれが起こる
乾燥した皮膚は肌を保護する皮脂膜が薄いため、外部からの刺激を受けやすくなりかぶれや湿疹などを引き起こします。
加齢、女性ホルモンの分泌の低下などが原因で皮脂分泌が少なくなるため女性や高齢者に多いと言われている肌質です。
逆に男性は年齢を重ねても皮脂分泌が多いので脂性肌の人が多いと言われています。
乾燥肌のお手入れ方法
基本的なお手入れ方法は普通肌の時と同じです。
スキンケア用品を購入される際は、次表のような商品を買うようにしてみてください。
- 皮脂を取り過ぎない洗顔料
- 化粧水やクリームは保湿性の高いもの
- ビタミンA(レチノール)、ビタミンEの配合されている化粧品は肌荒れ改善に効果的
- マッサージなどで血行促進し、栄養が肌に行き渡るようにする。
マッサージと書きましたが、乾燥肌は刺激に対して弱くなっています。肌の調子が悪い時は肌に摩擦を与えたりすることは避けまししょう。
人参や唐辛子などのβ–カロテンの入っている食品をとることも効果的です。普段の食事にぜひ取り入れてみてください!
皮脂の分泌が多い脂性肌!
脂性肌は皮脂腺の働きが活発なため、皮脂、水分ともに多い肌質です。
皮脂の分泌が多いので、皮脂膜が必要以上に厚く、肌は酸性に傾いています。
脂性肌の特徴
- 顔がテカリやすい
- 毛穴の開きが目立つ
- キメが粗くなる
- ニキビができやすい
脂性肌は男性ホルモンの分泌が活発な人だけでなく、精神的なストレスを抱えている人、胃腸の働きが不調な人にも多く見られる肌質です。
また皮脂は汚れがつきやすく、雑菌が繁殖しやすいのでニキビの悪化を招くことがあります。
脂性肌のお手入れ方法
脂性肌の人がスキンケアの際に気をつけてほしいことが以下の2つです。
- 皮脂が気になるからといって洗い過ぎない。
- 化粧品はさっぱりタイプのものを選ぶ。
洗顔を何度もすることは皮脂の取りすぎになり、逆に乾燥を招きます。
乾燥すると肌は潤いを保とうと皮脂を分泌します。逆に皮脂の過剰分泌につながるので注意しましょう。
保湿力の高い化粧品を使うと余計に肌がべたつきやすくなるので、さっぱりタイプのものを使用するようにしてください。
また刺激物、甘いものや油物は皮脂の分泌を促進します。控えるようにしましょう。
乾燥肌と脂性肌の融合体!混合肌
混合肌は部分的にかさついたり脂っぽかったりする肌のことです。日本人の女性に最も多い肌質と言われています。
Tゾーン(おでこ、鼻、あごなど)は皮脂分泌が多くなり、テカリが生じ、キメが粗くなります。
逆に皮脂分泌の少ない目や頬の周辺は、乾燥やカサつきが目立ちシワが目立つこともあります。
このような特徴から乾燥性脂性肌とも言われています。
混合肌のお手入れ方法
混合肌は部位や肌状態によってお手入れの方法を変えることが効果的です。
- 皮脂分泌の多い部分 … 脂性肌と同じお手入れ
- 皮脂分泌の少ない部分 … 乾燥肌と同じお手入れ
睡眠や食事などの生活習慣が乱れると肌質が不安定になりニキビができたり、乾燥しやすくなるので、生活習慣を見直すことも必要です。
トラブルを起こしやすい敏感肌
敏感肌は少しの刺激で発赤やかゆみ、湿疹のできやすい肌質のことを指します。不安定な肌質なので少しの刺激でトラブルを引き起こしやすい状態になっています。
季節の変わり目や体調によって皮膚の機能が弱った時にトラブルを引き起こしやすいです。
敏感肌の原因ってなに?
- クレンジング、洗顔による摩擦
- 季節の変化(冬などは特に乾燥し敏感になりやすい)
- 生まれつき水分保持する力が弱い
- 不規則な生活習慣
先天性な原因もありますが、生活習慣の見直しやスキンケアのやり方次第で、トラブルを引き起こしにくくすることもできます。
敏感肌のお手入れ方法
- クレンジング、洗顔は優しくソフトタッチで行う
- 保湿をしっかり行い、水分と油分を補う
スキンケア用品は香料、アルコール、角質除去成分が含むものは避けるようにしましょう!
加齢だけが原因じゃない老化肌
老化肌は新陳代謝が悪く、皮膚組織自体にも弾力がなく、生理機能が低下した肌のことを指します。
加齢だけでなく、生活習慣などでも肌は老化してしまうので注意しましょう。
老化肌のお手入れ方法
- 水分、油分を補給する
- マッサージやパックで血行や代謝を促進する
- ピーリング効果のある化粧品で古い角質を取り除く
スキンケアだけでなく、食事や運動などで細胞そのものを活性化することも必要です!
まとめ:スキンケアは肌質を見極めることから!
今回は『自分の肌質がわからない』というメンズ向けに、6つの肌質と各肌質のお手入れ方法についてまとめました。
自分の肌質を見極めないといくらケアをしても満足する効果が得られなくなります。まずは自分の肌質を見極め、それに合ったケアをするようにしましょう。
年齢や生活習慣などによって肌質も変わります。
定期的にスキンケアの方法も見直し、必要があればスキンケア方法を変更すようにしましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ ^ )