家の不用品が売れたり、欲しかったものが安く手に入ったりするフリマアプリ『メルカリ』。
そんなメルカリで「鬼滅の刃」漫画を購入したのですが、まさかの海賊版で見事に詐欺られてしまいました。
そこで今回はその時のやり取りを振りかって、詐欺の手口から学んだ対策方法についてまとめていきます。
メルカリをよく利用される方、これから利用を考えている方の参考になれば幸いです。
商品を購入する前にチェックするポイントは?
まず商品を購入する前にチェックするべきポイントはこちらです!
- 出品者の評価
- 過去に出品している商品
- 発送方法
- コメントの返事が来るか
出品者の評価
まずは出品者の評価を確認しましょう。
僕の場合、出品者は『鬼滅の刃』の海賊版を売るために作られたアカウントだったため、評価もなく、取引きの実績がありませんでした。

この評価を確認するだけでも、ちゃんとした出品者であるかある程度判断することができます。
過去に出品している商品
次は過去に出品している商品です。
詐欺目的で出品している人は、商品売却後、証拠隠滅のため商品を削除している傾向があります。
僕が取引した出品者の場合、『鬼滅の刃』の全巻セット(海賊版)を6つくらい出品していましたが、売り切れたものから商品を削除しています。
いまではすべての商品が削除されていました。
こういったことから、詐欺目的で作ったアカウントでは高額で売れそうな商品のみを出品していたり、証拠を残さないために出品数が少ないと予想されます。
発送方法
3つ目は発送方法です。
詐欺目的の人は自分の住所がバレるわけにはいかないので、発送方法を未定としている可能性が高いです。
メルカリには「ゆうゆうメルカリ便」「らくらくメルカリ便」など、コンビニや郵便局に荷物を持っていけば、宛名書き不要で荷物を配送できるシステムがあります。

しかし詐欺目的の場合、そういった便利な配送システムを使うと自分たちの住所がばれてしまいます。
そのため未定としておいて、違う方法で配送してきます。僕が取引した相手も発送方法は未定としておいて、佐川急便を使って配送してきました。
また発送されてから気づきましたが、商品情報の発送元の地域は東京都になっていたのに、実際は大阪から送られてくるなどいろいろ不審な点がありました。

届いた伝票を確認したところ、発送元も運行代行の業者を使っており、自分たちの住所がばれないように徹底している感じでした。
コメントしてみて返事が来るか
最後はコメントしてみる方法です。
詐欺を見分ける判断というよりは、相手が人としてちゃんとしているか確認するためにもコメントしてから購入するようにしましょう。
先ほど出した発送方法が未定になっている場合はここで交渉してみましょう。
また商品について気になることは、すべて事前に聞くようにしてください。
それでも詐欺商品を購入してしまったときは?
対策は十分しているつもりだったけど、商品が届いたら偽物だったなんてこともありえます。
そんな時の以下の対応をしてください!
- 絶対に受け取り評価をしない
- 出品者に偽物だと思った理由を提示し返品の交渉
- 交渉のメッセージ送信から2〜3日返信がない場合は、事務局に連絡
絶対に受け取り評価をしてはいけない理由は、評価をしてしまうと相手側と連絡を取ることができなくなってしまうからです。
詐欺目的の場合、一刻も早く証拠隠滅に入るためアカウント削除の可能性も考えられます。
評価をしなければ売上金が入ることもないのでここは注意してください。
公式ページのリンクも貼っておくので、万が一の時にはそちらの指示に従ってください!
まとめ:商品購入は慎重に!
今回はメルカリで詐欺に合った経験から4つの対策方法をご紹介しました。
ただしこれをやれば絶対に防げるというものではありません。
詐欺グループも様々な方法で商品を売ろうとしてきます。
どうしても欲しい場合は仕方ありませんが、できるだけ公式から買うようにしてください。
メルカリなどのフリマアプリを利用する際はくれぐれもお気をつけください!
僕が詐欺に引っかかった話は、【偽物】「鬼滅の刃」全巻買ったら海賊版だった話と言う記事にまとめてあります。
興味のある方はそちらも合わせてお読みください!