紫外線対策をしようと思うけどSPFとかPAってなんなんだろ?
SPFやPAは紫外線から肌を保護する数値なんだ!今回はSPFやPA、紫外線の種類などについて説明するね!
日焼け止めのSPFとPAってなに?
日焼け止めに必ず書かれているSPFとPA。肌を紫外線から守る数値を表しています。今回はSPFやPAに加え、紫外線の種類や日焼け止めの効果的な使い方についてまとめていきます。
- 紫外線対策をしたい
- SPF・PAが何かわからない
- 紫外線がどのようなものか知りたい
- 日焼け止めの使い方をしりたい
紫外線ってなに?
日光は、波長によって紫外線、可視光線、赤外線の3種類に分けられます。紫外線には殺菌効果もありますが、浴びすぎると皮膚の細胞を傷つけるため老化の原因と言われています。
紫外線も波長によって3つに分類できます!
UV-A(長波長紫外線)
最も波長の長い紫外線です。皮膚の細胞、特に真皮内のコラーゲンにダメージを与えるため肌のハリが失われます。
UV-B(中波長紫外線)
UV-Aよりも皮膚に対する刺激が強く、急激に作用し、やけどなどの炎症を引き起こします。
メラニンをつくりだすメラサイトの働きを活性化し、皮膚の色を濃くして肌を守ろうとします。
- 水泡
- 軽度の熱傷
- シミ
- 皮膚ガン
皮膚表面の細胞を傷つけたりするので、これらの肌トラブルを引き起こす原因となります。
UV-C(短波長紫外線)
オゾン層に吸収されるので地上にはほとんど届きません。しかし、細胞を破壊するなど有害な作用が強いです。
紫外線量の月別変化
紫外線は夏が強いというイメージがありますが、UV-Aは4月が年間のピークになるほど、春から強い紫外線が降り注ぎます。
春先は紫外線対策をしていない方が多いので早めのケアを心掛けるようにしましょう!
日焼けの仕組み
日焼けは医学的に「日光皮膚炎」と呼ばれています。
日光を浴びることで、皮膚の色がこくなる、赤く腫れる、ピリピリとした痛みを感じるなどの症状を指します。
日光を浴びるとメラニンが生成されます。メラニンには紫外線による体内への害を食い止める働きがあります。
急激に紫外線を浴びると、その紫外線に対して十分なメラニンを生成できず、やけどを負ったような状態になります。
やけどのような炎症が治ると、大量に生成されたメラニンによって肌の色が濃くなります。
しばらく日光に当たらなければ、メラニンの生成の量は元に戻ります。
大量に生成されたメラニンも古い角質と共に剥がれ落ち、肌の色は元に戻るので安心してください。
紫外線から肌を守る日焼け止め
紫外線から肌を守るための日焼け止めですが、商品を見てもらうと必ずSPF〇〇やPA〜といった表記が必ずされています。ここではSPFやPAとはどのような数値なのかについてまとめていきます。
SPFとは?
皮膚表面の細胞を傷つけるUV-Bをカットし、肌を守る数値を指します。
SPF1の状態は素肌の状態を表します。店頭で売られているSPF50は50倍日焼けを起こさないという見方をします。
肌状態、使用環境、時間の経過などで同じ商品でも個人差がでてくることがあります。
一般的には、日常の生活ではSPF15〜20程度、レジャーではSPF30〜50程度が日焼けしない安全な数値と言われています。
その人の焼けやすさ、皮膚の厚さ、ホルモン状態で変わるので一概には言えないということは理解しておいてください。
PAとは?
肌のハリや弾力を維持するエラスチンやコラーゲンを損傷させるUV-Aから肌を守る数値です。
PAの数値は4段階で表記されます!
日常生活ならPA+(プラス)、レジャーならPA++(2プラス)、最高表記はPA++++(4プラス)という段階になっています。
日焼け止めの種類
日焼け止めには、紫外線を吸収して変化させる吸収剤と微粉の酸化物が紫外線を反射する反射剤があります。
- 白いクリーム状の商品に使用
- ムラになりにくい
- 皮脂や汗を吸収するので乾燥肌の方には向かない
- 特有のにおい有り
- 肌を乾燥させることはない
- 粉がムラになりやすいので塗り方に注意
僕は反射剤の方を使用すると肌がピリピリします。このようにどちらかのタイプが肌に合わない場合もあるので、テスターなどを使用してから購入してみてください!
日焼け止めを使う際の注意点
日焼け止めを使う時には何に気をつければいいの?
- 紫外線カット効果が下がらないように、使用量はケチらない
- 2〜3時間で効果は薄れるので小まめに塗りなおす
- UV-Aはガラスを通過するので、部屋の中でも油断しない
- 曇りの日も紫外線は地上に届くから日焼け止めを欠かさない
- 日焼け止めを使用した場合クレンジングをしてから洗顔を行う
日焼け止めを使用する際はこの5点に注意してみてください!
まとめ
今回は日焼け止めに書いてあるSPFやPAについてまとめてみました。
意味を理解していないと、紫外線対策を行っているつもりになってしまうので、この機会に数値の意味を覚えて頂けると嬉しいです。
皮膚の老化の原因の80%が紫外線と言われています。一度シワやしみができてしまうと戻すことは難しくなってしまいます。日焼け止めを正しく使い若々しい肌を長い間保てるようにしましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ ^ )