海に行ってきたら肩とか背中にシミができたんだけどこれって治るの?
シミは早めに対策しないと、時間が経ったら治らないかもしれないんだ!
そうなんだ!シミの対策って何をすればいいの?
じゃあ今回はシミの対策や原因についてお話ししていくね!
シミの原因とお手入れ方法
一度できてしまうと改善が難しくなってしまうシミ。若いうちから対策しておかないと、ある日突然でき、色素沈着してしまう可能性があります。今回は原因やお手入れ方法を中心にシミについてまとめていきます。
- スキンケアに興味がある
- 将来シミができるのが嫌だ
- シミの原因や種類を知りたい
- シミのお手入れ方法がわからない
シミの原因
シミの原因はほとんどが紫外線によるものがほとんどですが、他にも様々なものがあげられます。
紫外線
紫外線に当たることで、メラニンの生成が活発になり、シミになることがあります。日光に当たる時間が長くなれば長くなるほど、シミができる可能性が高くなります。
海水浴で長時間日に当たったからシミになったんだね。
外的刺激
強すぎるマッサージや過剰な摩擦などを皮膚に与えることでシミになることがあります。
ストレス
心の悩みや精神的ストレスを抱えている人はシミができやすいです。ストレスが脳下垂体を刺激することで、メラニンの元となるメラサイト刺激ホルモンを分泌するのが原因です。
合成化粧品
皮膚にとって異物はシミの原因となることがあり、メイクアップ料がシミの引き金になることもあります。
シミの種類
原因によって様々なシミができます。ここではシミの種類と特徴をまとめていきます。
肝斑(かんぱん)
- 30〜40代にできやすく、日本人の約8割の以上の女性にできる
- 頬、額、目の周り、口の周りにできやすい
- 紫外線が主な原因になり、女性ホルモンも関与している
- 紫外線対策としてビタミンC、トラネキサム酸が使われる
- 美白化粧品が効果的。ピーリングなども並行するとなお良い
雀卵斑(じゃくらんはん)=そばかす
- 紫外線が特に当たる顔面に多発するが、遺伝傾向が強い
- 思春期に目立つようになるが、次第に減少する
- 白人に多く見られる
- 遺伝による要素が強いので、美白化粧品は効果が見られにくい
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
- 一般的に「シミ」と言われる色素斑
- 40歳以降になると、顔や手の甲、腕に濃く現れる
- できたばかりのシミには美白化粧品が効果的だが、定着したものには効果は見られない
炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
- ニキビや傷などによって起こった炎症でできるシミ
- 頬、あごにできやすい
- 虫刺されによってできた跡もこれにあたる
- ほとんどのものが時間が経てば消える
- 美白化粧品は効果的
花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)
- 海水浴などで皮が剥けるほど日焼けした後にできるシミ。
- 肩、背中にできやすい
- シミの形が花びらに似ている
- 美白化粧品は効果がみられにくい
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
- シミがイボのように盛り上がったもの
- 表面はボツボツしている
- 美白化粧品は効果がみられない
女子顔面黒皮症(じょしがんめんこくひしょう)
- 中年以降の女性に多く見られる
- 接触皮膚炎などによる色素沈着(主にタール系色素)
ベルロック皮膚炎(べるろっくひふん)
- 香料のベルガモット油によって起こる
- 日光に当たった時に紫外線と反応する
一概にシミって言ってもこんなに種類があるんだね。
シミのお手入れ方法
シミの種類や原因はたくさんありますが、ほとんどの原因が紫外線です。シミ改善のために治療や美白化粧品を使っても、紫外線対策がしっかりできていなければ効果が期待できません。
また美白化粧品は使えば肌が白くなったり、シミがなくなったりするわけではありません。
美白化粧品はどういったメカニズムでシミをなくしたりするの?
紫外線を浴びるとメラニンを生成して肌を紫外線から守ろうとします。肌の色を濃くしたり、シミの原因になるのがメラニンです。
美白化粧品はシミを作る元となるメラニンの生成を抑制するような成分が多く含まれています。メラニンの生成を抑制することで、肌の色が濃くなることを防いだり、シミを薄くしたりします。
なるほど!そういう仕組みなんだね!具体的にはどういうことをすればいいの?
美白化粧品を使おう
先ほどもお話ししましたが、シミの原因になるメラニンの生成を抑制してくれます。1年中使うようにしましょう。
紫外線対策をしよう
夏しか紫外線対策をしない方も多いですが、紫外線は1年中降り注いでいます。日焼け止めは冬でも使うようにしましょう。
ビタミンCが豊富な食品を食べる
ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、しみ、そばかすや色素沈着を防ぐ効果があります。以下の食品を食べるようにしましょう。
パプリカ、菜の花、ブロッコリー、カリフラワー、カブの葉
ゴーヤ、ピーマン、豆苗、絹さや、キャベツ、トマト
ジャガイモ、甘柿、キュウイ、ルッコラ、イチゴ、パパイヤ など
ストレスを溜めない
原因のところでもお話ししましたが、ストレスもシミの原因につながります。ストレス発散できる方法などを見つけておきましょう。
まとめ
今回はシミの原因やお手入れ方法についてまとめました。
シミは紫外線の積み重ねによって、年齢を重ねた時に急に現れます。それを防ぐためにも若いうちからの対策が必要になります。まずは紫外線対策から始めましょう。多くの方が紫外線対策を行っていません。紫外線対策を朝のスキンケアに取り入れ、習慣化させることが大切です。
早めの対策でシミのない若々しい肌を保ちましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ ^ )